クリストファー・マクドゥーガルは、メキシコのバランカス・デル・コブレ(銅峡谷)に隠れ住むタラウマラ族を追い、人間の身体に刻まれた「走る本能」の真実を暴く。鹿を素手で捕らえるまで追い続け、300マイルを休まず走破するこの部族は、犯罪も肥満も心臓病も知らない。伝説のランナー、アルヌルフォ・キマールや、部族に溶け込んだ謎の白人カバーヨ・ブランコとの出会いを通じて、現代のランニングシューズが足を弱体化させているというハーバード大学ダニエル・リーバーマン博士の研究が浮かび上がる。
学べること:
- ララヒパリが示す持久走の原型
- イスキアテとピノーレが支える驚異の食事法
- コリマの精神が育む無償の共同体