「後で見る」フォルダに眠る何百もの動画、読まれない記事、聴かれないポッドキャスト。保存した瞬間の満足感が、学びの錯覚を生む。ジェフリー・カーピックとヘンリー・ローディガーが2008年のサイエンス誌で示した実験は残酷だった。繰り返し読むグループの記憶定着はほぼゼロ、自己テストしたグループが圧勝した。見覚えは知識ではない。本書が提示する「一対一の比率」と「閉じて語る」プロトコルが、情報肥満から抜け出す鍵となる。
学べること:
- 流暢性の錯覚が過信を生むメカニズム
- 終わりなき準備という礼儀正しい先延ばしの正体
- 消化プロトコルの三つのルール