ナシーム・ニコラス・タレブは、あらゆる言語に欠けていた概念を発掘する。ストレスで壊れる「脆さ」、耐える「頑丈さ」、そして無秩序から利益を得る「反脆弱性」。ポントス王ミトリダテス六世の毒への免疫から、ファット・トニーの湾岸戦争での逆張り、福島原発のモデル崩壊まで、本書はヒュドラの原理を解き明かす。切り落とされた頭一つにつき二つ生える怪物のように、変動こそが強さの源泉となる。
学べること:
- バーベル戦略が中間リスクを排除する理由
- リンディ効果が寿命を予測する仕組み
- 過剰補償が冗長性を武器に変える原理