単語と単語の間にある空白は、文字の自然な一部ではなく中世の発明品だとポール・セインガーは論じる。古典ギリシア語やラテン語の写本は途切れのない文字列、スクリプティオ・コンティヌアで書かれていた。現代の眼球運動研究が示すのは、空白を消すと読書速度が30〜50パーセント低下するという事実だ。7世紀のアイルランドとイングランドの修道院で、ラテン語を母語としない写字生たちが意味をページ上で見えるようにするため空白を導入した。
学べること:
- アウグスティヌスが描いたアンブロシウスの黙読の真意
- 古代の句読点が呼吸を示す記号だった理由
- 内なる声を消しても読書速度が上がらない根拠